こんにちは。くじらです。
本日は祝日なので、久しぶりに株式投資関連の話をしたいと思います。Twitterでは、相場観も記載しています。
今後、祝日や休日は優待から離れて、株式投資関連の話を増やしていきます。
今回は主に天井圏(底値圏)で出るテクニカルサインについて、説明します。
これを知ることで高値掴みを防いだり、高値でしっかり売却ができ、確実に利益を確保することができます。
トレンドの転換を読むことは、非常に重要です。高値で売り抜けるためにも、トレンドの転換を予知し、動かねばならない。トレンドの変調と考えられるテクニカル的なシグナルは以下の5パターンを抑えると良いと思います。これらを「有効活用」ですることで、ぜひ、高値で売り抜けることに挑戦して欲しい。逆に相場の底値圏では売り方の場合は買い戻し、買い方の場合は新規打診買いもありです。
パターン1 新高値なのに陰線
天井となるパターンで一番多いケース。
新高値を付けた日に「大陰線」となれば、ほぼ100%の確率で、短期的には天井をつけていると考えて良いです。高値で陰線を見たときには、一旦は手仕舞いの準備をした方が良いです。
パターン2 出来高急増、急減
新聞報道(株探なども含む)などで出現した新高値、出来高急増は、多くのケースでは天井の前兆です。
特に、その報道が、業績面以外であるときは、まさにこのパターンに陥る可能性が高いです。新聞や株探記事の報道で一斉に買われ、買いが一巡したときには買い手がいないことを意味しているのである。(次の買い手がいない)
これまであった出来高が急減するときも注意が必要だ。買い方の需給が緩むことで、売りが目立つ展開に。トレンドの転換は、出来高に現れることが多い。出来高分析を忘れてはならない。出来高天井にも要注意です。
パターン3 長いヒゲ、星、十字線
ろうそく足の典型的な形状3つが相場の転換点を示唆することは多い。
特に、新高値、上ヒゲ長い、陰線とくれば、決定的と書くこともできなくはない。高値圏または安値圏に出現する星や十字線は、相場の大きな転換点になる。買い方なら売り抜けの、売り方なら買戻しの準備をして損はないです。とにかく負けないことが重要です。
パターン4 支持・抵抗線
心理的な数字を前に相場は足踏みとなることが多い。3桁銘柄が1000円台になる局面など、心理的な支持・抵抗線や25日移動平均線(5日、50日、100日、200日など)、一目均衡表の雲といったテクニカル面での支持・抵抗線はなどはトレンド転換のきっかけになりやすいので注意が必要。
パターン5 日柄(サイクル)・値柄
上がり続けることも下がり続けることもない。
相場が持つサイクルを重視し、このサイクルはどの程度継続していて、どの程度続けることができるかを予想することは非常に重要です。
たとえば、安値から見て3倍にもなり、期間も3カ月程度といった銘柄は、どんなに業績が良くとも触れない。よく言われる短期倍増~4倍増銘柄はその後急落して、半値になるケースも多いです。高値掴みしたら、もう逃げることはできません。
下落リスクに見合うだけのリターンが期待できるのならまだしも、そこまでリスクを背負うことはない。もっと投資効率のよさそうな銘柄を探すことが重要だ。株の基本はヨコヨコや底割れしにくい底値圏で買うことで高値掴みリスクを排除し、負けない投資ができます。
おわりに
本日は負けないための大事なポイントを5つ箇条書きしました。
今回のパターンは買い方、売り方ともに有効です。そして、それぞれ天井圏や底値圏での立ち振る舞い方です。これらのサインを見逃さないようにするだけで、負ける確率がかなり減ります。勝てる投資家に代わっていきます。
本日もお読みいただきありがとうございました。