こんばんは くじらです。
本日はマザーズ指数=個人投資家の指標の大きな崩れが起こりました。
個人投資家は大変不安だと思います。
くじらも大変不安ですが、この出来事に対する変化点やくじらが取った行動を記事にします。
日経平均は急騰したのに、マザーズ指数が急落した理由
11/9夜間、ファイザーによる新型コロナワクチン開発ニュースでNYダウが急騰しました。
NYは寄り天でしたが、NYダウは大きく上昇しました。
このニュースが出た後、実はナスダック先物が大きく売られました。
NY市場の寄付き後は、NYダウ、ナスダックは共に高値更新しました。
しかし、その後は伸び悩み、ナスダック指数は大幅下落で取引を終えました。
これは明らかな物色対象の変化です。
コロナ禍以降、ナスダック指数が先行指数になっており、マザーズ指数も付随してきました。
ナスダック指数の急落がマザーズ指数急落の理由です。
では、どうしてナスダック指数が急落したのか?
ナスダック銘柄はIT系ハイテク銘柄が多く上昇しており、コロナ大暴落前の高値も軽く上回り、
かなり先の未来も先取りした上昇になっていました。
そこに、ファイザーのコロナワクチン有効性90%のニュースにより、
航空株や旅行、観光、レジャー、イベント関連株といったコロナ悪影響銘柄が一斉に買い戻されました。
一方、先行していたナスダック銘柄は利益確定が殺到し、叩き売られました。
実は、ナスダック指数が高値更新している時も、個別は-5%~-10%の銘柄が多く、明らかに下落ムードでした。
コロナワクチン開発がきっかけで、物色対象の変化が起こったわけです。
急落後の相場はどうなるのか?
この動きは今まで叩き売らていた銘柄の買戻しが主です。よって、流れが継続するかは微妙です。
しかも、叩き売り銘柄は業績が非常に悪い銘柄が多く、まだ業績回復は先です。
ただし、株は未来を予測し、織り込んでいきますので、
コロナワクチンの登場がきっかけでこれらの銘柄は急落しにくい状況にはなると思います。
ここからは売り買い拮抗し、もみ合いに移行すると思います。
11/10,11で一気に戻しましたので、25日線からの上方かい離が大きいため、25日付近になったら買いを検討するのはありです。
ここから先の狙い目やくじらの行動は?
先ほどの投稿のように、コロナ悪影響銘柄の25日線付近を買ってみて、吹けば売りを繰り返します。
例えば、くじらは10/10寄り付きで、アパレル関連のアダストリアを1750くらいで買いました。
それを10/11 1950前後で大半利益確定しています。
この銘柄を買った理由は、
①空売りが多い ②自社株買い中 ③コロナ悪影響で業績が悪い ④コロナ後は業績急回復期待
ここから先も押し目買いは有効だと思います。
もしくは、中小型成長株の中でも、上昇トレンドをキープしている銘柄の押し目を買うという方法もあります。
例をいうと、JIG-SAWやここで以前紹介したサイバーリンクスなどです。
これらはまだデイトレレベルですけど、本日売買した銘柄です。
特にサイバーリンクスは本日寄り25日線ラインからきれいに反発しておりますので、強いと思います。
以前紹介した2500円くらいから、最高値4745円まで上がったあと、右肩上がりはキープしております。
変化を察知し、すぐに行動するために
ファイザーのコロナワクチン開発はこのコロナバブルでの一旦のゴールです。
世界的にはまだまだ感染がひどい状況です。
しかし、ワクチンが出来れば、また元の世界に戻ります。このとき、NYダウがあがっているから、日本株も上がるかも。という思考では勝てません。
物色対象の逆転が起こります。しかもこれは変化点、変化日になりますので、すぐには戻りません。
11/10寄り付きではまだみなさんよく理解できていないので、全体的に高い寄付きになりやすいです。
そこで、銘柄の入れ替えを行うのが正解です。
成長銘柄は一旦売り、コロナ悪影響銘柄で寄り付きが低いものを買います。
このような行動は今後も活用できます。
まとめ
本日の記事を整理します。
- ファイザーのコロナワクチン開発報道により、物色対象の変化が起こった
- コロナ好影響銘柄売り、悪影響銘柄買い
- 相場の変化に逆らわず、今後はそのトレンドを追う
- 銘柄関係なく、25日線を維持できるものは継続。割ってしまうものは売る。
- 常に未来を予測し、ある程度自分なりのシナリオの中で売買する癖をつける。
- マザーズ指数=個人投資家のバロメーターなので、急落時は中小型成長株(グロース)は利益確定する。
今回の記事が参考になった方は、ブログランキングや広告を見ていただけるとブログ続ける励みになります。