こんばんは。くじらです。
本日は優待クロス投資家がよくやってしまう失敗パターンを記事にしました。
優待クロス取引の目的は、下記が主だと思います。
- 株主優待をノーリスクでもらうため
- 節税をするため
しかし、クロス取引は正しく注文しないと、思いがけない損をしてしまう場合があります。
株主優待のタダ取りを目的としたクロス取引はノーリスク、ローリターンくらいの投資です。
失敗すると大損する可能性があります。やってしまった5つのパターンの内、本日はまず3パターン公開します。
売り(買い)片方だけが約定してしまった
まだ優待クロスを始めたばかりのころ、
「ストップ高に信用買い」「ストップ安に信用売り」を入れ、前場の寄り付きで約定させる想定をしていました。
すると、寄り付きの前に信用売りだけが失効していて「買っただけ」の注文になってしまいました。
「取引時間中の注文価格が当日基準値段から10%以上低い値段での注文については失効となります。」
※失効しない証券会社もあります。
この時幸い、信用買いで利益が出ており、損失はありませんでした。
対策
クロス注文は、指値ではなく成行で注文するようにしましょう。
株数を間違えて注文してしまった
ある銘柄Aで信用売りは1,000株成行に対して、信用買いは100株成行になっていました。
すぐに気づいたため、売りと同値で信用買いを追加できましたが、大損するところでした。
対策
注文した後、注文履歴を確認しましょう。売りと買いはセットで注文を出し、ダブルチェックをしましょう。
特に200株以上の場合は注意が必要です。
売り注文のみ発注してしまった
これには2パターンあって、一つは売り100株(1単元)のみ発注していました。
もう一つは買いと売りと 100株ずつクロス取引するところ、売り200株(2単元)発注していました。
現引注文しようとしたら、売り注文しかなく焦りました。
売りのみ注文の際はすぐ気づき、幸い下落してましたので、すぐに買い注文入れ、結果として損はありませんでした。
しかし、両方売りを入れたパターンは後場になっていたので、相当焦り、結構損しました。
対策
注文したあと、注文履歴を確認し、銘柄ごとに対になっているか確認しましょう。
また、寄り付き後、現引はすぐ実施した方が良いと思います。
おわりに
本日は管理人が優待クロス取引で失敗した5つのパターンのうち、3つのパターンをご紹介しました。
対策も加えましたので、これを参考に同じ失敗を回避してください。
次回は残りの2つのパターンとおまけについて、記事を書きます。
本日もありがとうございました。