こんにちは。くじらです。
本日は仕手さんの動き知りたいですか?考え方身につけて、騙されないようにしてくださいね。をお届けします。
最近全体相場が悪いのか、仕手株が人気ですね。
本日はこの仕手株の動きについて解説してみようと思います。
仕手さんの玉集め~初期段階
①誰も見向きもしないときからコツコツ安値で玉を買集め、
ある程度玉が集まるといよいよ相場を作りにかかります。
株価を徐々に上げていき、たまには派手に上げたり、新聞やネットに記事を書かせたり、
個人投資家の注目を集めます。
②個人投資家は、新聞や雑誌やネットで取り上げられた株があまりに勢いよく
上がっていくのを見ると、最初は買うのを我慢していたのに、そのうち
持たざる恐怖で今買わないと儲けそこなうと思い、飛びつくように買い
ます。
仕手さんの売り抜け
③個人投資家たちが群がり始めると仕手屋さんは徐々に売り抜けていき、
最後の仕上げにかかります。出来高を伴って株価を行き着くとこまで
吊り上げ、アリのように群がった素人さんたちに信じなれないような
高値で買ってもらいます。
④それまで買っていた仕手さんが売りにまわるため、ハシゴをはずされた
ように株価は急降下を始めます。
一旦高値を付けた後
⑤仕手さんは、残りの玉を売りさばくため、「まだ終わってない」と
個人投資家に期待を持たせ、ナンピン買いに励ませないといけないので、
たまに株価を乱高下させます。
⑥仕手さんは、玉を全部売りさばいたら、一気にドテン売りに転じます。
株価はまたまた急降下します。
⑦それまで「戻ってほしい」とかすかな希望を持っていた個人投資家たちも
損失の大きさに耐えられなくなって投げ売ります。
仕手株の末路
⑧一部の個人投資家たちは、それでも辛抱強く、この株は将来有望だからと
自分に言い聞かせて持ち続けます。でも誰も買わなくなっているので
株価はジリジリ下げていきます。いわゆる、塩漬け株の一丁あがりです。
⑨そして、誰も見向きもしなくなり、出来高は閑散とし株価は上昇を始めた
ころにお里帰りをし、長期低迷となります。
おわりに
本日は仕手さんの動きについて、解説してみました。
最近の相場ではそこまでわかりやすい仕手株もありませんが、ピークを利用して、売り抜けたいものですね。
本日もお読みいただきありがとうございました。