こんばんは。
みなさんは株主優待をうまく活用できていますか?
株主優待を貰う方法は株主優待実施企業の株を購入し、権利日まで保有することです。
当ブログでは、クロス取引を利用したノーリスクで優待を貰う方法を中心に記事を書いております。
本日は子育てで忙しい方、主婦の方、サラリーマンの方など日中なかなかトレード出来ない方でも、週末をうまく活用して、優待クロスで稼ぐ方法を記事します。
優待クロスをする上で、一般信用在庫は非常に大事です。この在庫がないと、優待クロスできません。
人気銘柄は常に在庫がなく、各証券会社の争奪戦時間やザラ場、ある一定の時間に在庫が補充されます。
忙しい方や日中場を見れない方はこれらの銘柄を拾うことが難しいです。
最初にやっておくこと
今回は1月から3月優待を例に、準備の仕方をお伝えします。
まず、12月に1月から3月の優待リストを作ります。
リスト作成はこちらをご参考ください。
自分が欲しいと思う銘柄とその優待価値を試算しておきます。あとは、毎週末、その銘柄の取得コストを試算します。優待価値に対して、何%かをわかるようにします。あらかじめ、取得コスト率を決めておいて、それ以下なら、週末に予約して、その週の木曜に残り在庫を見ながら、取得します。
もし、在庫が多く、問題ないと判断すれば次週に持ち越しです。
週末予約とは!?
日興証券の話ですが、金曜日の17時から翌週期日の注文を入れることができます。
ここで、コツを例を上げて説明します。
銘柄Bの株価が2000円の場合、翌日の値幅上限は2500円です。1週間の注文なので、翌週2500円まで行って、売りのみ約定するリスクがあります。
ですので、翌週期日注文の場合、現株価の2倍程度で入れておくと、約定リスクが非常に低いので、1週間放置できます。
そして、木曜日の夜に在庫確認して、在庫がなければ一旦金曜に約定させましょう。
もし、在庫がある場合、大量にあれば、再度金曜に予約します。その場合は木曜日は注文を訂正せず、エラーにしても構いません。
注意点として、翌週期日注文では木曜日の深夜に値幅エラーになるので、木曜日の訂正注文は夜12時までには完了させましょう!
ロールオーバーとは!?
さきほどの週末に予約して、木曜日に在庫があり、また週末に予約する方法です。
もしくは、一旦木曜日に約定させ、週末に狙ってる銘柄の在庫がある場合、翌週期日で予約します。
その後、一旦約定させた分は現渡しをします。
そうすることで、一般信用の持ち替えができます。
この作業で約2.5日分のコストを削減できます。
在庫枯渇リスクを下げるために、このやり方もオススメです。
では、くじらはどのようにロールオーバーしているか!?
コスト率20%以下で在庫が豊富な銘柄は約定なしのロールオーバーすることが多いです。
その場合、週末の争奪戦〜夜にかけ、再予約します。
忙しい方ですと、過去傾向から予測して、週末の夜に再予約だと思います。
それ以外や人気銘柄は在庫がなくなりそうな時期は一旦約定させ、週末再予約します。
特に、100万以上資金を必要とする銘柄中心に約定ありのロールオーバーをします。
逆に50万以下、特に20万以下なら、削減額が少ないので、費用対効果を考え、ロールオーバーはしません。
お時間ある方はロールオーバーすることで、数円から数十円のコスト削減できますが。
例えば、1月優待の楽天地の場合、1/15日約定させると、
株価4375円ですので、1000株約定、日興の場合2500円程度です。
約定ありのロールオーバーを翌週すると、1日あたり約200円のコストですので、2.5日分500円のコスト削減になります。
取得資金が多い銘柄中心にやった方が費用対効果が高いです。狙ってる全ての銘柄でやっても、作業時間が数時間に及ぶ可能性があります。
ここも個人判断になりますが、くじらは100万以上の資金を使っていて、在庫が豊富な銘柄のみ、約定ロールオーバーします。ただ、昨年傾向を知ってますので、約定ロールオーバーをしない場合が多いです。
特に、人気銘柄でない場合、コスト率20%以上であれば、最悪取れなくてもいいので、約定なしロールオーバーがほとんどです。
まとめ
本日の記事をまとめます。
週末優待クロスは忙しい方にオススメの方法です。
判断基準は自分で設定する。
あらかじめ自分の優待価値とコスト率を決め、機械的に銘柄を約定させる。
少しでもコスト削減したい方は、ロールオーバーを活用する。時間がある方は約定なしタイプで臨む。忙しい方は約定ありタイプでコスト削減する。
本日もここまでお読み頂きありがとうございました。