本日は2020年冬のIPOセカンダリー相場をレビューします。
コロナバブルで金余りの影響で、26銘柄のIPOラッシュでもしっかり結果を残した銘柄が多かったです。
全体的に初値が高く、セカンダリーで暴騰した銘柄が多数出現しました。
くじらの初値予想は当たった銘柄が多かったですが、セカンダリーはうまく当たらなかったですね。セカンダリーは相場の雰囲気で決まるため、需給をよんでも勢いで上がったり、下がったりします。
12月のセカンダリー予想はこちらをご覧ください。
2020年冬のIPOセカンダリーレビュー
くじらの初値予想と結果、1/8時点セカン最高値と暴騰率を記載しました。
また、当初のセカンねらい目を入れました。
セカンダリー大賞
2020年冬IPOセカン大賞はエネチェンジ、ココペリ、バルミューダ、ウェルスナビの4つです。
前半戦はバルミューダが相場をけん引。後半戦はエネチェンジが相場をけん引していました。
特にエネチェンジは上がる意思を感じました。とにかくS高する意思が強かったので、何度かS高に近いところを買い、PTS売りしました。ウェルスナビもエネチェンジに近いものを感じました。ただし、ここは枚数が多かったので上下激しかったです。ココペリは特に強い印象はありません。ココペリの特徴は午前は弱く、引け際が強い印象。引けに強引にS高する感じで、これでは個人投資家は乗りにくいです。
セカンダリー入賞
入賞はリストの青色銘柄です。
おおとりのオンデックはさすがに躊躇しましたが、即金明けにS高を買い、PTS売りをしました。
あとは、いつもはセカンダリー予想通りでしたので、3000円台で購入し、最終は5000円程度で売却。
Fast fitは意外でした。コロナ禍や割高水準でも買われました。需給が良かったのでしょうね。
ヤプリやブレイドはデイトレ中心に小遣い稼ぎしました。
セカンダリー負け組!?
注目銘柄の中で、負け組はかっこ、スタメン、リベルタ、ビートレンドあたりです。どれも事前予想では期待値は高かったです。
かっこやスタメンはVCにやられました。スタメンは売りが強く、トータル負けたと思います。
かっこもVCにやられました。こちらは安いところ買いながら、吹いたら売りを繰り返したので、ケガはしませんでした。
バルミューダの裏銘柄として考えていたリベルタは初値が高すぎでしたね。
セカンダリーレビューリスト
冬のIPOセカンダリー傾向や特徴は?
結果を見れば、納得できる部分は多かったです。
知名度の高い、バルミューダやウェルスナビは好調でした。あいにく、どちらも初値は低めでした。知名度と初値が低いパターンは相場になりそうですね。
エネチェンジはエネルギー革命と言われ、プラットフォーム系。初物でプラットフォームは強いということですね。ここは初値が公開価格比4倍やVCが公開株数に対して多かったので、ビビッて、安いところは買えませんでした。
今まで人気のプラチナ系銘柄は回避され、割と枚数多い系に資金が集中した印象です。かっこはプラチナでも公開数4倍のVCですので、実はプラチナではなかった。ということですね。
他は、地味系は予想より安ければ買い。高い初値は売り。というように例年と同じでした。このあたりは読み通りでした。
あとは、時価総額という基準はなかなか使えますね。同業の中で、PSR(時価総額/売上)を比較すると初値やセカン上値が予想できます。今後もセカンダリー予想に活用します。
まとめ
- 2020年冬IPOセカンは26銘柄と多かったが、全体的には好調でした。
- エネチェンジやバルミューダが相場のけん引
- 知名度の高さや初物、プラットフォーム系は強い
- プラチナ系はあまり人気がなかった
- VCが多いところは勢いがないと、相場になりにくい。
- 上げる意思を感じる銘柄なら、VCがいても相場になる。(初日の買われ方が重要です。)
- IPOの初値やセカンダリーは需給と時価総額からある程度は予想可能。
本日もありがとうございました。